本記事では、ビットフライヤー(bitFlyer)の概要について解説します。
- 日本国内初の仮想通貨取引所
- TVやCMなどでもよく耳にするほど人気
- 初心者の方から上級者まで幅広く活用
- 取引量世界TOP15位前後(2022年5月現在)
■取引所の取引量ランキング
※参考元:https://coinmarketcap.com/ja/rankings/exchanges/
仮想通貨の取引には口座開設が必須ですが、はじめてのことなので不安な事も多いと思います。
- 「ビットフライヤーはどんなところ?」
- 「安心かな?」
- 「他の取引所と何が違うの?」
- 「登録方法がよくわからない」
- 「口座開設には何が必要なの?」
- 「いつから取引できるの?」
など、気になる点はたくさんありますが、実際に手続きを進めるととても簡単です。
必要な書類が手元に揃っていれば、手続きは3ステップだけなので5分~10分程で口座開設ができ、手続き方法次第で即日から仮想通貨のトレードをはじめることができますよ。
それでは、ビットフライヤー(bitFlyer)の概要について解説していきます。
仮想通貨(暗号資産)とは?
仮想通貨とは、通貨の機能を持つ仮想空間のお金となります。
円やドルなどの法定通貨のように紙幣や硬貨の存在がなく、取引はすべてインターネット上で行う手軽さが注目されています。ここで気をつけたいのは電子マネーとは別物ということです。
- あくまで法定通貨の代替
- 経済状況などの影響を受けにくい
- どの時点でも価格は法定通貨と同一
- 法定通貨に両替ができない一方通行
しかし仮想通貨は通貨であり投資対象にもなりますので、日々価格が変動しご自身の資産価値も上昇・下落する特徴があります。
また仮想通貨の取引所を活用することで、法定通貨への両替ができる双方向性があります。
- 2017年4月1日施行:「資金決済法」という法律で仮想通貨が定義
- 2019年5月:「改正資金決済法」「改正金融商品取引法」が国会で可決
- 2020年5月施行:「仮想通貨」から「暗号資産」に変更
上記よりメディアなどでも暗号資産の言葉が増え、仮想通貨?暗号資産?と悩む方もいますが、どちらも同じ意味という認識で問題ありません。
ビットフライヤー(bitFlyer)の特徴!
仮想通貨(暗号資産)を扱う上で、仮想通貨取引所の口座開設は必須です。
すべての取引は取引所内で操作しますので、仮想通貨(暗号資産)を売買したい場合は必ずどこかで口座開設が必要になります。
※2022年3月現在
また国内外合わせると取引所は「470」以上存在しますので、今回はまずビットフライヤーの特徴をしっかり把握していきましょう!
会社情報|ビットフライヤー(bitFlyer)
会社名 | 株式会社bitFlyer |
設立 | 2014年1月9日 |
事業内容 | 暗号資産交換業および金融商品取引業 |
資本金 | 41億238万円(資本金準備金含) |
代表取締役 | 林 邦良 |
本社所在地 | 〒107-6233 東京都港区赤坂9-7-1ミッドタウン・タワー |
登録 | 暗号資産交換業 関東財務局長 第 00003 号 金融商品取引業 関東財務局長(金商)第 3294 号 |
株主 | 株式会社bitFlyer Holdings |
基本情報|ビットフライヤー(bitFlyer)
販売形式 | 販売所/取引所/bitFlyer Lightning |
スマホ対応 | あり |
カスタマーサポート | カスタマーフォーム(https://bitflyer.com/ja-jp/ex/contact)→こちら ※サポート時間は原則として9:00 ~ 19:00 電話窓口
※電話窓口の営業時間は 平日 9 時 30 分 〜 17 時 30 分 です。 ※日本語のみ対応。 |
取扱通貨 | 全15種類
|
5つのメリット|ビットフライヤー(bitFlyer)
数ある仮想通貨取引所の中で「ビットフライヤーはどうなのか?」と迷ってしまいますよね。
まず大前提として、投資をするなら何事も分散して資産を守るのはとても大切なことですので、1つに絞る必要はなく、複数で口座開設する事をオススメします。
でもだからと言ってどこでも良い!という訳ではありませんので、ビットフライヤーにしかない5つのメリットを紹介しますので、参考にしてください。
取引量が多い|メリット①
参照元URL:https://jpbitcoin.com/
こちらは国内取引所の【ビットコイン(BTC)の総合月間取引高表】になります。
黄色のグラフがビットフライヤーのビットコイン(BTC)取引高になりますが、他の取引所と比べると圧倒的な取引量をほこっている事が分かると思います。
ビットコインの取引量は、ビットフライヤーが国内最大級の水準をとなり、同社が2021年7月に発表したリリースによると、5年連続でビットコインの取引量(出来高)が1位と発表されています。
取引量が多い=市場が活発であるという事は、
- 販売所形式においてスプレッド(相場の価格差)幅が狭くなる
- 適正価格に近い取引が可能
ユーザー数が多い|メリット②
ビットフライヤーは2014年に創業した老舗の国内仮想通貨取引所です。
現在ではアメリカ・ヨーロッパにグループ会社があり、海外の方も口座開設が可能になっています。
その為、他の取引所に比べると圧倒的にユーザーが多く、現在では「日米欧州を含めると250万人を越えて」おり、現在も増加中です。
- 同社のミッション目標:「ブロックチェーンで世界を簡単に」
- 顧客サポートにも力を入れている
- 初心者の方でも安心して利用が可能
スマホ対応で簡単取引が可能|メリット③
ビットフラヤーは「bitFlyerウォレット」というスマホアプリをリリースしています。
iOS/Android版があり、どこでも気軽に仮想通貨取引をすることができますよ。
取引だけなく「ビットコインで買い物ができる」点は、他社アプリとは大きな違いです。
不正取引による損害補填を受けれる|メリット④
参照元URL:https://www.nttpc.co.jp/
仮想通貨はデジタル通貨です。
データ上にある通貨ですので、セキュリティーを万全にしていても被害が絶対にないとは言い切れません。
そこでビットフライヤーでは、【メールアドレス・パスワードなどの窃盗】により行われた不正な日本円出金の被害について、被害額を請求することができます。
国内の取引所で不正ログインに損害補填を無料でしてくれるのはビットフライヤーのみです。
- 2段階的認証を設定済み
- 被害から14日以内に警察署に被害届を提出
■セキュリティは業界最高水準
参照元URL:https://www.nttpc.co.jp/
不正ログインにおける無料での損害補填を支えているのが、ビットフライヤーのセキュリティレベルが業界最高水準というのも大事な点です。
現在最新のテクノロジー技術である「マルチング」の導入をどこよりも早く開始しています。
個人情報の流出を防ぐため、大手金融機関よりも強度の高い世界最高の認証局DigiCert(ゼジサート)の証明書を採用することで、万全のセキュリティ対策を行なっています。
またビットフライヤーでは自社でプログラム開発を行なっているのも特徴です。
一般的に利用されているソースコードの場合、攻撃されると弱いポイントがすでに多くの方に知られていますが、自社開発のビットコインデーモンを併用し、相互チェックを行うことで、非常に複雑構造にすることでしっかり守られています。
コインチェック(日本国内の取引所)では不正アクセスにより、ネム(XEM)が500億円以上盗まれる(ハッキング)被害がありました。
「ホットウォレット」で保管していた事が大きな問題になりましたが、ビットフライヤーでは80%以上の仮想通貨をインターネットから隔離された「コールドウォレット」で管理し、24時間監視システムでしっかり守られています。
※世の中に絶対はないですが、一つの目安としてはとても信頼があると言えますね。
キャンペーンが随時開催|メリット⑤
参照元URL:https://blog-jp.bitflyer.com/
ビットフライヤーではさまざまなキャンペーンが随時開催されており、条件をクリアすることでビットコインがプレゼントされます。
- 最大5万円相当のビットコインがもらえるキャンペーン
- 友達紹介プログラムキャンペーン
- ビットコインを証拠金として預けるキャンペーン
- ビットコインの積み立てキャンペーン
- bitFlyerクレカを申込完了:先着10,000名に500円相当のビットコインプレゼント
- bitFlyerクレカを利用対象:申込種類のカードに合わせて利用額の2.0%〜2.5%相当のビットコインプレゼント
デメリットや悪評の口コミ|ビットフライヤー(bitFlyer)
ビットフライヤーのデメリット
・手数料がかかる
・サーバーが重い
・情報がごちゃごちゃしてるぼくは情報のごちゃごちゃ感が気になります。たしかに仮想通貨に慣れて情報収集をしっかりしたい人には使い勝手が良い☘️
でも初心者は小難しく感じるかも。積立したいなら初心者でもビットフライヤー✨— ひびき☘️仮想通貨ブロガー (@hibikism005) March 20, 2022
何事もメリットだけでなく、デメリットにもしっかりと目を向ける必要があります。
メリットだけ、デメリットだけのどちかで判断するのでなく、しっかり総合的に確認して判断してくださいね。
銀行への入出金の手数料が高い
- 入金時:1件あたり330円
- 出金時①:三井住友銀行宛440円(3万円未満は220円)
- 出金時②:三井住友銀行以外770円(3万円未満は550円)
他の取引所では無料のところもありますので、大きなデメリットと言える水準と言えますね。
住信SBIネット銀行の入金であれば手数料は0円。
スプレッドの幅が広い!?
ビットフライヤーでは「銀行の入出金以外の手数料も高い」という口コミが多くあります。
その理由としては「仮想通貨を売買する時のスプレッド(売値と買値の価格差)が広い」ことです。
スプレッドは売買手数料ではないですが、取引所の収益になるために実質の手数料と同じと考えられています。
頻繁に取引をして利益を生み出したい方には、スプレッドの存在は無視できませんね。
ビットフライヤーの販売所で仮想通貨を取引すると、価格の変動が激しい時はとくにスプレッドが広くなる傾向にありますので注意が必要ですね。
ただし狭いスプレッドでうまく取引ができる方法がビットフライヤーにはあります。※以下参照
ビットコイン取引所かbitFlyer Lightningを利用
ビットフライヤーには「販売所」「取引所」「bitFlyer Lightning」の3つで売買が可能です。
- 販売所(ビットフライヤー)が所有するビットコインを販売所の提示金額で売買
- 販売所が仲介するためビットコインの時価より価格は高く売却は安い
- 成行注文のみ
販売所では、ビットフライヤーを相手にした取引のため取引手数料はかからないが、スプレッドが発生します。
- ユーザー同士での直接取引
- ビットコインの時価で売買が可能
- 指値や成行注文が使える
取引所は、ビットフライヤーが仲介せず投資家同士の取引になりますので、手数料がかかりますが販売所のスプレットよりも安くなる傾向にあります。
サーバーダウンが多い
ビットフライヤー使ってますが、暴落時にサーバーダウンするので絶対やめた方がいいですw
— つっちー@マーケター&コンサルタント (@Vpapasantuttiya) June 29, 2021
ビットフライヤーの口コミでも多いのがサーバー問題です。
国内外で利用者が多いこともあり、短時間に取引が集中するとサーバーがダウンし取引ができなくなりなります。
万が一暴落しているときにサーバーがダウンしてしまうと、早く売りたいのに取引ができない場合は最悪ですよね。
ただこの口コミには注意が必要です。
短時間での急変時には、仮想通貨だけでなく株やFXのツールでも稀に発生することですのでビットフライヤーだけが極端に落ちるとは限りません。
使い方によっては、
- 「スマホ用のアプリはスムーズで、暴騰・暴落時にも落ちたり止まらなかった!」
- 「他サイトの口コミでもサーバーダウンは見るが、ビットフライヤーでは今のところ一切ない!」
などの口コミもあります。
サーバーダウンには賛否両論があり、一概にビットフライヤーが他取引所より悪いとは判断にならず、各々の感じ方によるところが大きい。